アルファロメオ▲ステランティス・グループのシャシーを用いてミドルサイズに仕立てられたトナーレにはアルファ ロメオ初のマイルドハイブリッド機構が搭載されている

マイルドハイブリッド機構をアルファロメオ初搭載

ステランティス・ジャパンは、アルファ ロメオ初のマイルドハイブリッド機構を搭載したトナーレを1月26日に発表した。2月18日発売予定。

設定グレードと税込み価格は下記のとおりである。全車、右ハンドルのみ。
・Ti 524万円
・エディツィオーネ・スペチアーレ 578万円

ボディサイズは、4530mm×1835mm×1600mm。ステランティス・グループのスモールワイド・プラットフォームをベースに、トレッド拡幅とシャシー剛性アップが図られ、前後輪に専用のストラット式サスペンションが採用されて俊敏なハンドリングと快適な乗り心地を実現している。

パワートレインは、新開発の1.5L直4直噴ターボ(160ps/240N・m)、48Vモーター(20ps/55N・m)内蔵の7速DCT、スターター兼ジェネレーター、リチウムイオン電池で構成されている。約20km/hまでの低速走行はモーターが担い、負荷が高まるとエンジンが起動して加速をアシストする。また、アクセルOFF時にはコースティング・モードに切り替わり、減速時には回生充電が行われる。

DNAドライブモードでエンジンとトランスミッションのレスポンス、サスペンションの設定を変えることができ、横滑り防止装置をOFFにすることも可能だ。

エクステリアには、アルファ ロメオ初のマトリクスLEDヘッドランプが採用されており、照射範囲と距離が自動的に最適化される。また、3連のU字型デイライトが組み込まれていて新たなシグネチャーとして個性を発揮。

サイドウインドウは、8Cコンペティツィオーネを連想させる形状に仕立てられ、リアには3連LEDコンビランプが配されている。
 

アルファロメオ
アルファロメオ▲クーペの8Cコンペティツィオーネを思い出させるサイドウインドウ、スポーティな印象を放つ3連LEDコンビランプが目を引くリアクオータービュー

コックピットはブラック基調で、乗員を包み込む雰囲気に仕上がっている。インパネ中央には10.25インチのタッチスクリーンが、ドライバー前方には12.3インチの大型デジタルメーターが備わっていて360度カメラと車線維持支援システムも標準装備。

ナビにはアイシン製が採用されており、オンライン機能で天気予報や燃料価格、駐車場の満空情報も検索できる。
 

アルファロメオ
アルファロメオ▲ブラック基調のコックピットには12.3インチの大型デジタルメーターと10.25インチのタッチスクリーンが採用されている。写真は海外仕様で、国内向けは右ハンドル車のみ

導入記念モデルのエディツィオーネ・スペチアーレには、専用20インチアルミホイール、ステアリングヒーター、ヒーター&ベンチレーション機能付きレザーシート、harman/kardonオーディオなどが装備されている。
 

アルファロメオ▲レザーシートが装備されている導入記念モデルのエディツィオーネ・スペチアーレ。前席には電動調整機能、ヒーター、ベンチレーション機能が備わっている
文/マガジンX編集部、写真/ステランティス・ジャパン